少人数なら、卓上タイプのバーベキューコンロで、
大人数なら、足つきの大きなコンロで本格的に。
卓上コンロはコンパクトなのが魅力。比較的軽いので持ち運びも楽です。基本的にテーブルに置いて使用します。大人2人と子ども1~2人までの人数なら、七輪でも十分です。定番の丸形、少し大きめの長方形タイプなどがあります。テーブルが熱で焦げたり変形したりするのを防ぐために、コンロの下に板を一枚敷いて使いましょう。
人数が多い場合は、足つきのコンロが便利です。比較的大型で、多くの食材を同時に焼くことができ、火力も強くできます。足つきコンロを使う場合は、食材や調味料を置くサイドテーブルを用意した方が効率的です。さらに、ふた付きのコンロなら、輻射熱によって分厚い肉にじっくりと火を通したり、薫製を作るスモーカーとしても使えます。
バーベキューには、網と鉄板の両方を用意すると、
楽しみ方の幅も広がります。
ほとんどの場合コンロを買った時に付属しています。ただ、食材や油が炭化してこびりつくので、落とすのは結構大変です。ある程度使ったら取り換える消耗品と考えた方がいいでしょう。七輪や小さなコンロなら、低価格な網を毎回使い捨てにするというのもいいかもしれません。
市販のコンロには網しかついていないものが多いですが、鉄板があると焼きそばなど料理の幅が広がって便利です。鉄板は、薄いと変形しやすくて、火力を強めるとでこぼこになったりねじれたりということがあります。厚い鉄板のほうが変形しにくく、熱を保持してくれるのでおすすめです。
持ち運びが前提で、コンパクトに収納できる
さまざまなタイプのテーブルがあります。
ホームセンターなどに行けば、さまざまなタイプの折畳みテーブルがあります。天板がアルミのもの、プラスチックでイスが一体になったもの。安く済ませるならば、イスも一体になったプラスチックのものですが、見た目はいかにもチープです。好みと予算で選びましょう。
野外ではイスのあるなし、
良し悪しが快適さを決めます。
背もたれ、ひじ掛け、ドリンクホルダーなどを備えたディレクターズチェア。野外イスの定番で、体を包み込む座り心地もなかなかのもの。欠点は、立ったり座ったり、きびきびと立ち働くには向いていないところです。
コンパクトに収納できる背もたれなしの腰かけ。安定性はさほどありません。シンプルですが、あるのとないのでは大違い。立ちっぱなしはつらいものです。
地面に敷いたシートに座るなら、座イスタイプの二つ折りのイスがおすすめです。クレイジークリークの『ザ・チェアー』が有名。
バーベキューをするなら持っていきたい、
便利グッズあれこれです。
お湯を沸かしたり、鍋やダッチオーブンを使った料理をする場合、ガスやガソリンを使用するバーナーが用いられます。カセットコンロを使用し、折畳みの五徳がついた簡単なものから、専用のガスカートリッジやガソリンを使用する、足つきのツーバーナーまで、さまざまなタイプがあります。
肉や飲み物を新鮮で冷たいまま保管するにはクーラーボックスが欠かせません。保冷材は、市販のロックアイスやペットボトルに水を入れて凍らせたものを入れておくと、融けても飲料水に使えて便利です。
火傷防止、熱くなる道具をつかむために必需品です。
炭の火力を上げたい時、炭を足した時に。
水を入れて手を洗ったり、食器をゆすいだりするのに便利です。アウトドア用に蛇口がついたものもあります。
荷物を置いたり、座ったり、タープ代わりにしたりと、応用の幅が広いので、一枚は用意しておくといいでしょう。
炭を掴んでくべたり、炭を動かしたりする時に使います。
炭火の熱は想像以上に強いもの。割り箸では短すぎて手を火傷する可能性があります。
炭をおこす時に使ったり、BBQが終わったあと、網や鉄板の油分を拭き取ったり、レジャーシートの代わりにも。
火をおこす時に使います。ジェル状のもの、固形のものなどいろいろあります。
ライターはチャッカマン等の火付け専用のものが使い勝手がいいです。
蚊に襲われてしまうと一気に不快指数がアップ。野外活動の必需品です。
終わったあとの炭を消火するのに使います。水を張ったバケツを使ってもいいでしょう。
お肉や脂の乗った魚を焼くと、炭に油がしたたり、その油に火がつくと、盛大な炎が上がってあっという間に食材を焦がしてしまいます。そんな時に便利なのが、これ。冗談ではありません。炎の元を狙い撃ちし、速やかに消火します。火力の調整にも。100円均一などで手に入るもので十分です。